瀬戸内海の塩 SOLT
塩分が甘さを引き立てる
糖度と旨味を最上級にするために
瀬戸内海にある小豆島で「醤トマト」という塩で鍛えるトマト栽培をされているところがあります。先代がそれをヒントににんにくに当てはめました。小豆島にあるこだわりの美味しい醤油を作られている醤油蔵からいただいた醤油カスを畑に入れてチャレンジが始まりました。今は調整配合した瀬戸内海の塩を使用しています。
もともとにんにくは糖度が高く「黒にんにく」などの加工品にした時に甘さがとても表にでます。糖度を上げる為の塩ではなく糖度と旨味のバランスを最上級にする為の塩分なのです。
植物はただ塩分をかけるだけですと「塩害」となり枯れてしまいます。枯れないようにすねには絶妙なバランスが必要です。そうする事で澱粉を蓄えて耐える為甘くなります。うちの技術は企業秘密なので詳細はお伝えできませんが、糖度と旨味のバランスを最上級にする為の配合になっています。
精進栽培は植物を鍛える事で磨きがかかり、作り手の心と合わせ唯一無二が出来上がります。